【いい本読んだ】瀕死のオーケストラを再建する『女神のタクト』の小説が非常に良かった・・・|あらすじとおすすめポイント4選

Uncategorized

名前に惹かれてしまった・・・・

オーケストラって見た事ありますか?

僕は「supercell」というユニットのオーケストラがあったのでそれでデビューしたのですが、楽器の破壊力って凄いですね。

実際に練習やリハーサルの裏側を見るわけではないものの、どれだけ練習したらここまでのものができるんだろうと想像してしまうほど圧巻です。

豪華絢爛な印象が強いオーケストラなのですが、国内のオーケストラ全てが集客力・ブランド力に長けている訳ではありません。

今回は神戸を拠点にしている架空の弱小オーケストラ「オルケストラ神戸」を再建する物語『女神のタクト』をご紹介します。


『女神のタクト』あらすじ

恋も職も失い、傷心旅行で神戸に流れ着いた矢吹明菜、三〇歳。偶然出会ったi-podを器用に操る老人に託されたのは、瀕死のオーケストラの立て直しだった。濃すぎるメンバーとMっ気満点の気弱なマエストロを束ね、凶暴でがむしゃらな“女神”の崖っぷちの挑戦がはじまる。読んだ人すべてに幸福が降り注ぐ笑いと感動の音楽物語。

引用元:https://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E7%A5%9E%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%88-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A1%A9%E7%94%B0-%E6%AD%A6%E5%A3%AB/dp/4062779420

『女神のタクト』おすすめポイント4選

『女神のタクト』おすすめポイント①:小説では珍しい「オーケストラ」がテーマ

「オーケストラ」がテーマの小説ってあまり聞かないですよね。

以前、ピアノコンクールをテーマにした『蜜蜂と遠雷』や、調律師をテーマにした『羊と鋼の森』を紹介したのですが、同じ音楽系でありつつも全く違った色の作品でした。

どちらかと言うと、オーケストラの運営の部分がメインだったので全編通してめちゃくちゃ新鮮で、楽しんで読める作品です!

『女神のタクト』おすすめポイント②:色々とぶっ飛んでる

『女神のタクト』はオーケストラがテーマという事もあり、綺麗めの話なのかなと思われるかもしれないのですが、、、この作品なかなかぶっ飛んでます。笑

そもそも代表がパンチパーマだったり、指揮者が人見知りの引っ込み事案だったり、主人公がドSの女性だったりと波乱に波乱です。

オーケストラに持っていたイメージが壊されながらも、締まるところは締まっているので読んでいて忙しいかもしれません。

『女神のタクト』おすすめポイント③:読み応えのあるストーリー構成

『女神のタクト』の醍醐味が、かなりしっかりした読み応えのあるストーリーラインです!

マエストロ(指揮者)を探しに行くところから、資金がない中でどうやって定期演奏会を開催するか、集客するにはどうすればいいか・・・・

確かにぶっ飛んではいるのですが、リアルな側面が混ぜられていて社会人経験豊かな人からすると、より没頭してしまうと思います。

『女神のタクト』おすすめポイント④:いやぁ〜、、ずるい

途中までドタバタコメディで、このまま演奏会成功して綺麗に終わる流れかなぁ〜って思っていたら

いや、、、食われましたね。

普通に泣きました。

最後に

今回は『女神のタクト』を紹介しました!

小説を読んだことがない方でも、かなり入りやすくて記憶に残る作品だと思います。

音楽系に興味がない人、オーケストラなんかこの先見ることないだろうなぁって考えている人

ぜひ読んでみてください。


コメント

タイトルとURLをコピーしました