「ジャンプ+」は普段利用していますか??
「週刊少年ジャンプ」の電子版で、『ダンダダン』や『幼稚園WARS』などのネクストブレイク作品が連載されているアプリになります!
その中で、今年2023年の1月に読み切りとして上げられた、知る人ぞ知る名作があります。
それが、『ハッピーハッピーエンドルフィン』です。
あらすじ
思い描いた未来とは違うけど、それでもシアワセだと思う――化物が見えるようになってしまった翔は、ある日幼なじみの少女・陽菜と再会する…!嬉しい反面、違和感が滲みだし、日常が侵されていく―――読切漫画とMVで紡ぐ新しい物語!!PROJECT “COMUC”第2弾は揚茄子央 先生×DUSTCELL!
以上が公式のあらすじになります。
読んでいただくと分かるとおり、この作品は漫画と「DUSTCELL」という超人気音楽ユニットの楽曲によるメディアミックスとなっています!
読みたくなるポイント4選
正直あらすじを読んだだけでは、この作品の良さは微塵も理解していただけないと思うので、個人的に思った読んで欲しいポイントを4つ紹介させていただきます!!
幽霊(怪物)が見える男の子
この作品の主人公は「日高 翔」という男の子で、ある日を境に怪物(幽霊のようなもの)が見えるようになってしまった所から物語が始まります。
怪物の見た目はかなり不気味で、日常的に目にしていたら精神を病むレベルだと思います笑
そこから、長らく疎遠になっていた幼馴染である「陽菜」と”あること”がきっかけで再会することになるのですが、彼女との出会いが翔に隠された真実を暴くことになります。
次第に流れる不穏な雰囲気
恐らく、この作品を読んでいないと『ハッピーハッピーエンドルフィン』という名前から結構いい話なのかなってなると思うのですが、終始不穏な雰囲気が流れていて、なぜか読み進めてしまう気持ち悪さが続きます。
翔と陽菜が仲良くなるにつれて、その”違和感”が徐々に出てくるのでぜひ結末を考察しながら読んでみてください😂
最後10Pの「衝撃的などんでん返し」
あなたは、YOASOBIの代表的な名曲である「夜に駆ける」の原作小説「タナトスの誘惑」は読みましたか??
この作品は、個人的に初見殺しにも程があるレベルのどんでん返しだと思っているのですが、『ハッピーハッピーエンドルフィン』も並ぶぐらい衝撃的です。
結論を言ってしまうと、翔がなぜ怪物が見えるようになったか、そしてその「怪物」の正体がなんなのかが明らかになります。
僕は、仕事終わりに電車で読んでて「え、マジで!」って声に出てしまったので周りに誰もいない環境で読むことをオススメします。
DUSTCELLの「ANTIHERO」が凄く良い
冒頭で述べたように、『ハッピーハッピーエンドルフィン』はメディアミックスの作品で、DUSTCELLさんの「ANTIHERO」という楽曲がタイアップで作成されています。
DUSTCELLさんの楽曲は「専門学校HAL」のCMをご覧になったことがある方であれば「聞いた事ある!」ってなるのですが、めちゃくちゃキャッチーな曲調の曲が多いです。
それで、今回の「ANTIHERO」という曲なのですが、作品を読んだ後に聴くと、物語の解像度がかなり上がります。
聴いた後にもう一度読み返すと、キャラクターの感情や物語の裏に仕組まれた設定に気づけるようになるので満足感が跳ね上がります。
もちろん、曲単体でもヘビロテしてしまうぐらいなので、1回聴いて欲しいです!
まとめ
今回は、漫画界でも珍しいマンガ×楽曲のタイアップ作品『ハッピーハッピーエンドルフィン』を紹介しました!
スキマ時間に読むには十分すぎるほどの内容と、若干の怖さがありつつもヘビロテ必至の神曲が同時に味わえる作品はこれしかないと思うので、ぜひ自分の楽しみ方を見つけていただきたいです😁
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