※本記事はアフィリエイトを目的として作成しています。
第2次世界大戦のさなか、イギリスで嫌われ者として扱われていた歴史的偉人を描いた映画をご存じでしょうか?
数々の過ちを犯し、多くの人の信用をなくしながらも首相に選出され、明らかな負け戦の中でさえも自分の意志を貫いてイギリスを勝利に導いた人格者です。
戦い抜くことの大切さを説き続けた、第61・63代のイギリスの首相である「ウィンストン・チャーチル」の生き様を描き、世界を奮い立たせた『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』という作品です!
この記事はこんな人におすすめ!
- 教養を身につけたい
- 歴史を面白く学びたい
- 逆境に立ち向かう物語が好き
- 自信がない
- 人の心の動かし方が知りたい
- 言葉をうまく使えるようになりたい
あらすじ
1940年、第二次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍がダンケルクの海岸で窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は、新たに就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手に委ねられた。度重なる失策から“政界一の嫌われ者”であったチャーチルは、政敵たちに追いつめられながら、ヨーロッパのみならず世界にとって究極の選択を迫られる。ヒトラーに屈するのか、あるいは闘うのか
。
以上が公式のあらすじです。
ドイツに侵略される間際で、崖っぷちのイギリスの首相となったチャーチルが、どのようにイギリスを立て直すかを描いた物語になります。
この映画は登場人物が多い&似ているので、なんとなく分かってたら面白い人物を紹介していきます😁
主要人物
ウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)
#ウィンストン・チャーチル
— shiita (@taken82544587) July 9, 2023
フォロワさんにお勧めいただき観ました!
ゲイリーオールドマンもうヤバ過ぎですね、圧巻のチャーチル役!
地下鉄のシーンで震えました🔥 pic.twitter.com/J9nsK8oWjj
今作の主人公。
第61代イギリス首相として選ばれ、ドイツからイギリスを守るために奮闘する
クレメンティーン・チャーチル(クリスティン・スコット・トーマス)
ウィンストン・チャーチルの奥さん。
様々な選択を迫られるチャーチルを陰ながらサポートする。
エリザベス・レイトン(リリー・ジェームズ)
ウィンストン・チャーチルの書記を担当している女性。
チャーチルに付きっきりで彼の言葉を書面にする
国王ジョージ6世(ベン・メンデルソーン)
イギリスの国王。
チャーチルを首相に推薦する。
ネヴィル・チェンバレン(ロナルド・ピックアップ)
イギリスの前首相。
なるべく平和的に解決しようと、ドイツの提案を飲もうとする。
ハリファックス(スティーブン・ディレイン)
チェンバレンと同様、外務大臣として平和的に解決しようとする一派の1人。
チャーチルと折り合いが悪く、反発しあっている。
以上が主要な登場人物です。
絶対に見たくなる理由4選
歴史の知識が欲しくなる
この記事を見てくださっている方の中には、世界史の教科書を開くことすら嫌な方もいますよね😅
実際に記事を書いている僕も、高校受験の世界史で5点を取った成績の持ち主です笑
でも、そういう方にこそ見ていただきたいのがこの作品です!
文面だけでは絶対に伝わらない当時の情景であったり、戦争が起こってしまった理由やある決断を出すためにどれだけの苦悩があったのかが痛いほど伝わってきます。
これから生きていく上で教養となる知識になるので、必見です。
「言葉の魔術師」と呼ばれた理由が分かる
ウィンストン・チャーチルは別名”言葉の魔術師”と呼ばれており、実際にノーベル文学賞を受賞しています。
この『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』では、そう呼ばれた理由がわかります。
彼は、横柄で頑固、全てが自分の思い通りになると思っているなどの性格で、当初はかなり嫌われている人物として描かれます。
それでも政治界やイギリス国民の支持を集めた理由の一つが、言葉に命を懸けている所です。
政治家には通常スピーチライターという、演説の内容を本人の代わりに執筆する役割が存在するのですが、彼は1から全部自分の言葉を使います。
ウィンストン・チャーチルの読書量は半端ではなく、スピーチや他国への電報の執筆などの各場面で読んだことのある本をインスパイア源にして言葉を選んでいる描写があります。
彼が普段から読書をし、自分が心を動かされた言葉などを収集しているがゆえにできる偉業なのですが、全てを自分のものにして形にする姿勢はまさに圧巻です。
自分の意志を信じる大切さを痛感する
「Never, never, never, never give up.(決して屈するな。決して、決して、決して!)」
これは、チャーチルの言葉です。
何を始めるにしても批判する人ってほとんど確実に出てきますよね、、、
ウィンストン・チャーチルは、長期的でかつイギリスの将来を徹底的に考え抜いた策を政界に提案します。
しかし、その主張が間違っているのでは?と強制的に思わされるほど政界から非難を受けることになります。
どれだけメンタルが強かろうが、どれだけ表面的に強がっていようが不安と焦りと怖さが滲み出してくるのが目に見えてしまいます。
それでも自分は間違っていないはずと信じ続けた結果、“歴史上で最も偉大なイギリス人”と称されるようになりました。
最後の15分がとりあえずやばい
出典元:http://eiga-suki.blog.jp/archives/darkesthour.html
この映画の全てが、最後の15分に詰まっていると言っても過言ではないです。
チャーチルはこの映画の終盤で政府の方針を決断する演説をするのですが、そこの力の入りようが凄すぎて語彙力が飛びました。
アクション映画や感動系のアニメのような派手さはないのですが、徐々に会場のボルテージが上がっていくのが手に取るように分かって、クライマックスで興奮が爆発する瞬間はこの作品でしか味わえないものがあります。
最後に
今回は、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』を紹介しました!
高校生の頃になんとなく見たことがあって、かなり面白かった記憶があったので久しぶりに見返してみるとやっぱり面白かったです😁
特に最後のシーンは、これまで見た映画の中でもトップに入ってくるぐらい印象に残るので、この記事をここまで見てくださった方には絶対に刺さります。
極上の2時間を過ごしてみてください!
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