※本記事は、アフィリエイトを目的として作成しています。
あなたは、この言葉をご存知ですか?
「人は誰でもその生涯で15分だけは有名になれる」
これは、キャンベルのトマトスープ缶やマリリンモンローなどの絵画で有名なポップアーティストであるアンディ・ウォーホルの言葉です。
《アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO》先ほどすべてのお客様が退館し、閉幕致しました。最終日の本日も沢山の方にウォーホルの作品に触れて頂き嬉しいです✨
— アンディ・ウォーホル・キョウト (@andywarholkyoto) February 12, 2023
9月から始まり、5ヶ月間で242,438人の方にご来場頂きました❗️
本当に有難うございました🙇🏻♂️🙇🏻♀️#アンディウォーホルキョウト pic.twitter.com/mj8Dd8o3lx
彼がどのような意図でこの言葉を発したのかは置いといて、SNSが発達している今の世の中には「バズる」という現象が割と簡単に起こってしまいます。
一言呟くだけで、何万もの人に見られ共感・反感の嵐が起こる。
その現象を見てみると、15分だけ有名になれるというのはなんとなく理解できる気がしますよね😂
では、15分のその先に到達するにはどうしたらいいのでしょうか、、、?
今回紹介したい作品は『15分の少女たちーアイドルのつくりかた』という作品で、『左ききのエレン』を手がけたかっぴー氏の作品になります。
アンディ・ウォーホルの言葉に抗う「どうすれば15分のその先に到達できるか」を追求するアイドルを作る物語です!
この記事はこんな人におすすめ!
- 音楽業界に就職したいと考えている
- クリエイターに憧れがある
- 推しがいる
- 『左ききのエレン』を読んでいる
- アイドルが好き
- 社会人の方
あらすじ
では早速あらすじから紹介させていただきます!
主人公は、大手芸能事務所「ムーンライト」の新入社員・小林竜馬。
ムーンライトが手掛ける新アイドルグループプロジェクトに配属された彼は、まずは進行中のオーディションでメイキング映像を取ることを命じられる。
そこで小林は、「アイドルビジネスのリアル」を知ることになって!?
以上が公式のあらすじになります。
この作品は冒頭から若干登場人物が多いので、主要人物を紹介します。
登場人物一覧
小林竜馬
この作品の主人公で、大手芸能事務所「ムーンライト」の新入社員。
わりかし素直な性格で、自分から進んで仕事をしようとする意思があるのですが、プロデューサーである雨宮の熾烈な仕事を目の当たりにし、「アイドルビジネス」とはどういうものかを知っていく。
雨宮今日子
「ムーンライト」が手がけるアイドルグループプロジェクトのプロデューサーであり、小林や東出の上司にあたる人物。
アイドルのプロデューサーに人生を懸けており、東出からは「化け物」と呼ばれている。
東出ミナミ
小林の後輩にあたる人物(社歴は上)。
小林や雨宮と共にプロジェクトの進行に携わっており、雨宮を尊敬してると同時に畏敬している。
アイカ
アイドルプロジェクトの最終候補12人の内の1人であり、今作のアイドル側の主人公的ポジション。
自己肯定感が低いせいか、終始自信なさげにしているにも関わらず予選を1位で突破しており、雨宮からも「持ってる」と評される。
ユマ
アイカと同じくプロジェクト最終候補12人の1人で、アイカをアイドルの道に誘った人物。
姉御肌でアイカにかなり慕われており、グループ入りするために奮闘する。
以上が主要人物です
次に読みたくなるポイントを4つ紹介していきます!!
読みたくなるポイント4選
「アイドル」という職業がわかる
皆さんは「アイドル」にどんな印象を持っていますか?
この作品のグループに一番近い存在としては「NIziu」だと思うのですが、彼女たちは「Nizi Project」というオーディションで勝ち抜いたメンバーになります。
世界中で認知されていて、ライブを開催したら満員御礼するなど大活躍をしていると思うのですが、それが本当に表面しかすぎないというのがこの作品でわかります。
大抵アイドルで成功する人というのは、「なりたい」もしくは「やりたい」ではなく「ならなくちゃいけない」理由がなくてはいけません。
理由としては、「アイドル」は1つ職業でありつつも、若いうちにしか経験できない全てを捨てる覚悟を決める必要があるからです。
何事でもそうなのですが、何かを得るためにはそれ相応の犠牲を払わなければいけないということを痛感します。
音楽業界の構造がわかる
この作品では、「アイドル」の形成過程がリアルにわかるのは勿論なのですが、曲がどうやって作られるか、もしくはアイドルのロゴはどうやって作られるかが鮮烈に描かれています。
僕も現在spotifyを使っていて、毎日のように使っているのですが、これを読んでからは色々なバックグラウンドをイメージしながら聞くようになリました😁
最近は、アニメの新作、もしくは新シーズンが出来る告知があった時は内容は勿論のこと、主題歌は誰が担当するかが一面を張るぐらい話題性がありますよね!
それがどういう経緯で決まるかなどがわかるのでめちゃくちゃ面白いです。
コンテンツを理解することの重要さを痛感する
これは前職の営業をしている時にもめっちゃ感じたのですが、コンテンツを理解することって最重要課題だと思いました。
この作品の主人公である小林は、曲作りを任されます。
曲を作ることを依頼されたとは言えど、実際に作るのは代理店なので小林の仕事は受けてくれる代理店を探すことがメインになります。
しかし、ここでの小林の課題は、「アイドル」という商品を理解できていないことで代理店のスタッフに舐められるという事態が起きます。
代理店側は、一番話題性のあるグループの曲を担えるので2つ返事でOKするのですが、小林が浅すぎて試す意味でも、これまで没になった曲をサンプルとして渡します。
その後の展開は想像にお任せするのですが、ただ相手を肯定するのは自分の評価を下げることになるんだなぁと思わされました。
『左ききのエレン』とのクロスオーバーが楽しめる
この作品の作者であるかっぴー氏の作品は全て時系列が同じなので、別作品の人物が出てきます。
ネタバレになるのですが、『15分の少女たち』では、『左ききのエレン』のキャラクターで、最高峰のクリエイティブディレクターである神谷という人物が出てきます。
また別に『UNTRACE』という服飾学校の作品があるのですが、これには『左ききのエレン』の岸アンナという「AK」という世界的なブランドの創設者が出てくるなど、ファンからしたら死ぬほどあがる展開があります。
『UNTRACE』が3分でわかる記事はこちらから↓
『左ききのエレン』が3分でわかる記事はこちらから↓
この激アツな展開を共感できる方が周りにほとんどいないので、読者の方々と共感できるようになれればと思っています!!
まとめ
今回はアイドル系お仕事漫画である『15分の少女たちーアイドルの作り方』を紹介しました!
一つ一つのトピックが長くなってしまったのですが、ここまで読んで少しでも面白そうだなと感じる所があればあるほど、読んだ時に病的にハマってしまうと思われます笑
最後に、僕がこの作品を読んで一番腑に落ちた言葉を紹介します。
”歌やダンスのうまさでトップアイドルになった子、見たことないですよ。”
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