※本記事はアフィリエイトを目的として作成されています。
YOASOBIって普段聞きますか??
「小説を音楽にするユニット」として発足し、現在のJ-POPで聞かない日はないと言えるほどの影響力を持っています。
僕自身、まだ『夜に駆ける』と『あの夢をなぞって』しか発表されていない段階から聞き始め、今でも楽曲の原作小説は全部手元に無いと落ち着かないぐらいのファンです。笑
YOASOBIの楽曲は、ストリーミング再生1億を突破している曲が珍しくないレベルの知名度を誇っているのですが、原作小説を読んでいない・知らない方が大半な気がします。
なので、熱狂的なファン&年200冊以上小説を読む僕から見た、YOASOBIの原作小説ランキングTOP10を紹介します!
最後には番外編も少しだけ用意しているので、お楽しみに😁
この記事はこんな人におすすめ!
・YOASOBIが好きだけど、原作小説を読んだことがない
・小説を普段読まないけど、読みたいと考えている
・YOASOBIの楽曲をもっと楽しめるようになりたい
・そこまで時間をかけて小説を読めない
YOASOBIの原作小説の特徴3選
とはいえ、小説を読むって曲を聞くよりハードルが高く感じますよね😅
確かに、楽曲という形で楽しめるのに、わざわざ小説を読む必要がないのもわかります。
実は、YOASOBIの楽曲の原作小説にはある特徴があります。
めちゃくちゃ短い
YOASOBIの原作小説は、基本的に普通の小説と比べてめちゃくちゃ短いです。
例えば、YOASOBIの代表曲である『夜に駆ける』の原作「タナトスの誘惑」は、ページ数にすると19ページほどしかなく、その上1ページのボリュームがかなり少ないので、2分あれば読めます。
他の小説も、多くて50ページとかなので、普段小説を読まない方でも圧倒的に入りやすいです!
楽曲を知っていれば読みやすい
恐らく、YOASOBIを聞く方のほとんどは楽曲から入りますよね。
曲を通して、元々の世界観であったり内容を知っていれば頭の中でイメージが湧くので、物語への入りやすさが段違いです。
学生向けの内容が多い
多いって書いたのですが、ほぼ全部です。笑
YOASOBIの原作となる小説は、年齢問わず楽しめるようになっている印象を受けました。
YOASOBI自体のファン層が幅広いので、あえてそういう内容の小説を選んでいるのかもしれないですね!
YOASOBIの楽曲原作一覧
YOASOBIの楽曲の大半は小説なのですが、それ以外も少し混じっています。
とりあえず全部含めた一覧としては以下になります。
- 45510/アイドル
- ゆりかごの星/祝福
- タナトスの誘惑/夜に駆ける
- それでも、ハッピーエンド/ハルジオン
- レンズ越しの煌めきを/アドベンチャー
- 夢の雫と星の花/あの夢をなぞって
- たぶん/たぶん
- もしも命が描けたら/もしも命が描けたら
- 世界の終わりと、さよならのうた/アンコール
- 私だけの所有者/ミスター
- ユーレイ/海のまにまに
- 色違いのトランプ/セブンティーン
- ヒカリのタネ/好きだ
- 大正浪漫/大正浪漫
- ブルーピリオド/群青
- 小さなツバメの大きな夢/ツバメ
- RGB/三原色
- 月王子/ハルカ
- 自分の胸に自分の耳を押し当てて/怪物
- 獅子座流星群のままに/優しい彗星
- めぐる。/もう少しだけ
- 葬奏/勇者(葬送のフリーレン)
- New me /白山通り炎上の件
では、本題である、超個人的なYOASOBI原作小説ランキングTOP10を発表したいと思います!
YOASOBI原作小説ランキングTOP10
1位 タナトスの誘惑/『夜に駆ける』
1位はやはり、「夜に駆ける」の原作小説である「タナトスの誘惑」です。
※所要時間1分
YOASOBIの原点にして頂点ともいえる楽曲なのですが、「タナトスの誘惑」という小説自体が最高傑作と言っても過言ではないレベルの完成度です。
上でも少し書いたのですが、「タナトスの誘惑」はページにすると19ページとかなり短く、1.2分で読めてしまいます。
この物語を読んだ後と前では、「夜に駆ける」の見方が180°変わります。
2位 世界の終わりと、さよならのうた/『アンコール』
2位は、Google PixelのCMソングとして起用された『アンコール』の原作小説である「世界の終わりと、さよならのうた」です。
※所要時間3分
世界が終わるという「終末宣言」が出された舞台で最後の1日を生きる2人の話です。
「世界の終わりと、さよならのうた」もページにすると30ページほどなので、3分もあれば読めてしまいます。
この物語はなんとも言えない切なさが一番のポイントで、世界最後の日の話なのにすごくあったかくなります。
「アンコール」に惹かれる方には至高の物語になっています!
3位 私だけの所有者/『ミスター』
3位は、直木賞作家4人とYOASOBIのコラボ本『はじめての』に収録されている「ミスター」の原作小説である、島本理生さん著「私だけの所有者」です。
『はじめての』に収録されている物語は、全部50ページ程で、YOASOBIの小説にしては長編の部類になります。
「私だけの所有者」は「はじめて人を好きになった時に読む物語」として描かれており、不器用な博士とアンドロイドの関係を描く話です。
普通の小説とは違い、アンドロイドが博士と過ごした日々を手紙に書いているような形で話が進みます。
作者である島本理生さんは、『ナラタージュ』や『ファーストラヴ』などが主な著作です。
4位 夢の雫と星の花/「あの夢をなぞって」
4位は、「あの夢をなぞって」の原作小説である『夢の雫と星の花』です。
※所要時間10分
予知夢を見ることができる女の子が、片思い中の男の子から花火大会で告白される夢を見る物語です。
『夢の雫と星の花』は、実はコミカライズされています!
漫画の方が読みやすいという方はぜひ下記で↓
5位 大正浪漫/『大正浪漫』
5位は、「大正浪漫」の原作小説である『大正浪漫』です。
「大正浪漫」は、現在に生きている時翔と、100年前(大正時代)に生きている千代子が、時空を超えて文通を通じて気持ちを伝え合う物語です。
YOASOBIの中では異質と言える小説で、「大正浪漫」だけで出版されています。
全208ページと平均的な小説レベルの長編なのですが、物語自体かなり読みやすく、普段小説を読まない方でも1日で読めてしまうボリューム感です。
6位 月王子/『ハルカ』
6位は、「ハルカ」の原作小説である『月王子』です。
※所要時間2分
「月王子」は、脚本家で森三中の大島さんの夫としても有名な鈴木おさむさんによる物語です。
この物語は、ハルカという女の子を陰ながら見守る「月に乗った王子様」の絵のマグカップ目線で話が進むという独特のスタイルなのですが、実話だとされています。
ハルカが挫折や苦労を重ねながら生きていく姿が描かれるのですが、実際に大島さんが経験された事を投影しています。
かなり現実的な描写がある反面、心の底から暖まる作品なので、ぜひ読んでみてください!
7位 ゆりかごの星/『祝福』
7位は、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主題歌である『祝福』の原作小説「ゆりかごの星」です。
※所要時間3分
この物語は、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の前日譚になっていて、主人公である「スレッタ」の愛用機「エアリアル」の視点で話が進みます。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、ガンダムに新規のファンを取り入れようと新たな設定を足した異例の作品だそうです。
僕自身、「祝福」が主題歌じゃなければ、まず見ていなかったと思います。笑
結果的に毎週ちゃんと見てしまいました。
8位 ヒカリノタネ/『好きだ』
8位は、『はじめての』から、森絵都さん著「ヒカリノタネ」です。
作者である森絵都さんは、先日Amazon primeで実写化された『ホームステイ』の原作小説である『カラフル』の著者として有名です。
「ヒカリノタネ」は、「はじめて告白した時に読む物語」として描かれており、好きな男の子に告白しすぎた女の子の物語で、これまでの告白を帳消しにしようとタイムリープを繰り返す話になります。
この物語はとりあえずかわいいです。笑
ラブコメを普段読む人も読まない人も、笑える作品になっています!
9位 海のまにまに/『ユーレイ』
9位は、『はじめての』から、辻村深月さん著「ユーレイ」です。
作者である辻村深月さんは、僕の大好きな作家さんで、『かがみの孤城』や『ツナグ』、『ハケンアニメ!』などが代表作です。
「ユーレイ」は「はじめて家出した時に読む物語」として描かれており、家出した女の子が海に辿り着き、偶然出会った生きているかわからないような女の子と1晩過ごす話になります。
この物語は、「ヒカリノタネ」とはまた違った青春が詰まった作品で、なんともいえない懐かしさが感じられます。
10位 もしも命が描けたら/『もしも命が描けたら』
10位は、田中圭さん主演の舞台「もしも命が描けたら」の主題歌である「もしも命が描けたら」です。
「もしも命が描けたら」は、小説ではなく舞台の脚本がそのまま楽曲になっています。
人生に絶望し、自殺に失敗した男性が力(自分の命を使って物の命を描ける)を得ることとなる物語とです。
個人的に、「もしも命が描けたら」はYOASOBIの楽曲の中でもTOP3に入るぐらい好きな曲なのですが、そこまで世間的に知名度はないと感じたので最後に入れさせていただきました!😂
番外編
ここから3作品は番外編となっています。
ブルーピリオド/『群青』
番外編その1は、教科書にも載っている名曲「群青」の原作である『ブルーピリオド』です!
『ブルーピリオド』を番外編にした理由は、漫画だからです笑
スクールカースト上位で成績優秀な高校生・矢口八虎(やとら)が、全く知識・技術のない状態で美大を目指す物語となっています。
『ブルーピリオド』は本当に名作で、なかなかセンシティブな面を持ち合わせつつも、『ハイキュー!!』のような芯が熱くなる展開も描かれている絶妙な塩梅の作品です。
「悔しいと思うなら、まだ戦えるね」
「好きなことは趣味でいいは大人の発想」
など、ダイレクトに刺さる言葉が山のように登場します。
45510/『アイドル』
番外編その2は、『アイドル』の原作小説である「45510」です!
※所要時間5分
「45510」を番外編にした理由は、僕自身熱狂的な『【推しの子】』ファンで忖度が入ってしまう可能性があったからです。
「45510」は、世界1位を獲得した『アイドル』の原作となっていて、『アイドル』を聞いた方ならご存じのAメロとサビが終わった後のダークな部分が深く描かれています。
『【推しの子】』の世界観が一気に広がる小説になっているので、リンクから飛んでみてください😁
また、「45510」の他にもう一冊小説があることはご存じですか?
そちらも必見です。
奏送/『勇者』
番外編その3は、2023年の冬アニメとして覇権を握ったアニメ『葬送のフリーレン』の主題歌『勇者』の原作小説「奏送」です。
※所有時間:15分
音楽都市にたどり着いたフリーレンと、「メークリヒ」というエルフが作った不思議な楽器が紡ぐ物語となっています。
YOASOBIの原作小説にしては少し長めの部類にはなるのですが、フリーレンの物語が好きな人であれば、頭の中で映像を流しながら楽しめるような話です。
「奏送」の原作小説は、YOASOBI『勇者』のCDに限定で付属していますので、こだわりきったYOASOBIとフリーレンのコラボをお楽しみください!
最後に
今回は、YOASOBIの原作小説TOP10とおすすめポイントを紹介しました!
こう見ると、YOASOBIの楽曲って本当に手間がかかっていることがわかりますよね。
これから新曲が出るたび更新していくので、また見に来てください👍
コメント