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あなたは幽霊（妖怪）を信じますか？
世の中にはいるかもしれないけど、実際に見たことないし信じていないという方がほとんどじゃないでしょうか。
僕がこれから紹介する作品は、両親を亡くした男子高校生が、高校の寮に入るつもりが入学直前に寮が全焼してしまい、突如「妖怪アパート」と呼ばれる寿荘に住むことになる『妖怪アパートの幽雅な日常』という物語です。
この作品は、僕が年間200冊以上の小説を読むことになった原点の作品で、今でも現状に限らず将来に不安を感じた時に手に取るほどに人生を変えてくれました。
将来、この記事に出会っておいてよかったと思ってもらえるような内容にしていくので、ぜひ最後まで楽しんでください！
この記事はこんな人におすすめ！
・精神的なよりどころが欲しい
・自分が知らない世界が見たい
・これからずっと読んでいける作品と出会いたい
・小説が苦手だけど、読み始めたいと思っている
・人生を変えてくれる1冊が欲しい
あらすじ
稲葉夕士は中学一年生の時に両親を交通事故で亡くしてから身を寄せていた伯父夫婦の下を離れ、学生寮つきの高校に進学する。
ところが、入居予定の寮舎が火事で全焼したため、行き場をなくしてしまう。
夕士は、不思議な声に誘われて訪れた不動産屋で、格安のアパート寿荘（ことぶきそう）を紹介され、入居する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%96%E6%80%AA%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E5%B9%BD%E9%9B%85%E3%81%AA%E6%97%A5%E5%B8%B8
以上があらすじです。
ではおすすめポイントを4つ厳選して紹介していきます！！
おすすめポイント4選
帰りたくなる世界
『妖怪アパートの幽雅な日常』は、しんどくなった時に帰りたくなる作品です。
生きているとなかなかシビアな問題って出てきますよね。
学校で思ったより成績が伸びなかったり、受験で落ちてしまったり、また社会人の方は仕事で病んでしまったりなど、、、
ぶっちゃけ心の底からいなくなってしまいたいって感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
そんな中でも無条件で歓迎してくれるのが「妖怪アパート」です。
ご飯の描写がやばすぎて飯テロ注意
『妖怪アパートの幽雅な日常』を読んでいると無性にお腹が空いてきます。笑
「妖怪アパート」には賄いを作ってくれる「るりこさん」という幽霊が住んでいるのですが、作ってくれる賄いが何せめっちゃくちゃに美味しそうで、文章なのに余裕で想像できてしまいます。
今これを書いている時もお腹鳴るレベルなので、お昼ご飯もしくは夜ご飯前に読むことをオススメします。
ちなみに、るりこさんのレシピ本あるので、気になった方はどうぞ😂
児童書とは思えないほど深い
「人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう」
『妖怪アパートの幽雅な日常』は児童書なのですが、30〜40代の大人が読んでも刺さる言葉で溢れています。
これは、「妖怪アパート」の常連のかなり高位の霊能力者のキャラクターの言葉で、どれだけ救われたかわからないレベルでいつも支えになってました。
この作品では、あなたが経験した苦しい状況も強烈に描かれているので、読み進めるのがきつい場面が出てくるかもしれません。
今でも「あの時こうしていれば」って考えることがあると思うのですが、当時の自分が最善の選択をしたと自分を許せるようになるのが『妖怪アパートの幽雅な日常』の醍醐味です。
絶対小説がオススメ
『妖怪アパートの幽雅な日常』は実はかなり人気で、累計発行部数が550万部を突破していて、コミカライズやアニメ化もされています。
様々なメディアでこの世界に触れることができるのですが、10年来のファンからすると、絶対小説がおすすめです。
理由としては、自分の想像力で楽しめる部分が全くなくなってしまうからです。
『妖怪アパートの幽雅な日常』の作者である香月日輪さんは本当に文章が上手く、小説で読んでいるのに頭で映像化できるレベルの解像度を見せてくれます。
他の理由としては、やっぱりアニメや漫画だと抜かれてしまう部分があったり完結していなかったりするので、ぜひ小説で楽しんで欲しいです。
最後に
今回は、香月日輪さんの『妖怪アパートの幽雅な日常』を紹介しました！
僕が小説を読み始める原点となった作品ということもあり、いつどこで紹介しようかタイミングを伺っていました。笑
全10巻と割とボリュームはあるのですが、かなりフランクな話口調で物語が進む＆1巻ごとのボリュームがそこまでないので、本当に読みやすいです。
この記事で、『妖怪アパートの幽雅な日常』に出会う方が1人でもいてくれたら嬉しいです☺️
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