語彙力無視でこの作品を表現するなら、「悪」です。
日本でも人気を博したホラー映画『IT』のモデルになった実在した殺人鬼である「ジョン・ゲイシー」や、『バットマン』に登場するヴィランである「ジョーカー」に共通するポイントって「カリスマ性」だと思います。
いわゆる普通とはかけ離れていて、間違いなく忌み嫌われるモノなのに強烈に魅力を感じてしまうものってありますよね。
今回紹介したい作品は、『羊たちの沈黙』という小説を元に作られた映画で、「ハンニバル・レクター」という「悪」のカリスマを作り上げた伝説です。
次映画なに見よっかな〜って探してる時に、父親から薦められて見て、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。😂
ただ、『羊たちの沈黙』はかなり人を選ぶ作品なので、見るかどうかはこの記事で判断してください。
この記事はこんな人におすすめ!
・「悪」に魅力を感じてしまう
・心理学を勉強している・したいと思っている
・自分を試される作品に出会いたい
・昔(1990年代)の作品が好き
・虫やグロいシーンに抵抗がない
深夜12時にホラー映画1本見終わった後、次見る映画探してたら、父親に「これは絶対見たほうがいい」って言われた作品を一気見していまいました。笑
— souta l 雑記ブロガーl webライター (@soutaren81228) October 14, 2023
「悪」ってなんであんなに魅力的なんですかね🤔#ブログ初心者 #ブログ仲間募集 #webライターと繋がりたい #映画好きと繋がりたい
あらすじ
FBIアカデミーの優秀な訓練生クラリスは連続誘拐殺人事件の捜査スタッフに組み込まれ、犯罪者として収監されているレクター博士と面会する。
それは、天才的な精神科医でありながら、自らの患者を次々と死に追いやったレクターこそ事件の謎を解く鍵になると見込んでのことだった。
レクターはクラリスに興味を示し、捜査の手がかりを与える。
ふたりが次第に心を通わせていく一方、新たな誘拐事件が。そしてレクターは脱獄を図り……。ジョナサン・デミ監督の代表作となったサイコサスペンス。
https://eiga.com/movie/25151/
以上があらすじです!
では、おすすめポイントを4つ厳選して紹介していきます。
おすすめポイント4選
ジョディ・フォスターが可愛すぎる
1発目から「なんやねん」って思われた方、申し訳ございません。
でも、本当にジョディ・フォスターが可愛すぎました。
羊たちの沈黙でしか見た事ないけど
— みく (@Moviemiku) September 3, 2022
ジョディ・フォスターめっちゃ好き。
おすすめの作品あれば教えて欲しいです。 pic.twitter.com/ixkn4bxTPx
主人公であるFBIの実習生・クラリスを演じているのがジョディ・フォスターなのですが、物語がかなりハードなだけにオアシス的な存在です。
レクター役のアンソニー・ホプキンスがえぐい
『羊たちの沈黙』は、アカデミー賞をはじめとした数々の世界的な賞を制覇している作品で、人生で絶対一回は見たほうがいい映画ランキングなどでもランクインしていることが多いです。
「羊たちの沈黙」の殺人鬼レクター博士はアンソニー・ホプキンスの怪演で映画史に残る名悪役となった。
— 三一十 四四二三 (@31104423) May 22, 2023
知的で威厳ある台詞回し。不気味だが華麗な立ち居振る舞い。
007製作陣は、さっそくホプキンスに接触して「近々、ジェームズ・ボンド最大の敵ブロフェルドを復活できそうだから、この役を貴方に pic.twitter.com/0pkqnD4JF6
その要因となる1番の理由が、猟奇的殺人鬼「ハンニバル・レクター」を演じるアンソニー・ホプキンスの怪演です。
彼はイギリス出身の俳優の中でも名優と言われる1人であり、「役に憑依する演技」を持ち味としていて、中でも「ハンニバル・レクター」は彼の代表的な役の一つとなりました。
見ている側が「洗脳」される
この作品ほど見ていて「危ない」と心の底から感じた作品はないです。
当時怖くてリアタイ出来なかった「羊たちの沈黙」を観ようと思う。
— ぷじょ☆ (@sarumi1979) February 15, 2023
20代の時にもチャレンジしたんだけど、20分程で恐ろしくて観るの止めたんだよね………。
レクター博士にこのままなら洗脳されるという恐怖。
しばらく他の作品に出てる彼も怖くてみられなかった……。
『羊たちの沈黙』の見所と言われているのが、主人公であるクラリスとハンニバルの面会シーンです。
「ハンニバル・レクター」は、名の知れた精神科医であり、それ以外の知識にも専門家レベルに精通しているいわば「全く隙がない」キャラクターです。
精神科医ということもあり、マインド・コントロールに非常に長けていて、少しでも隙を見せると完全に取り込まれてしまう恐れがあります。
ハンニバルはあくまで、主人公・クラリスとマンツーマンで話しているのですが、見ているこっち側も目を離したら乗っ取られると思わされるほどの気迫が圧倒的です。
心理学(プロファイリング)を勉強したくなる
『羊たちの沈黙』を見ると、心理学をめっちゃ勉強したくなります😂
「ハンニバル・レクター」は、精神科医で相手の心理を全て見透かすことができるので、誘導尋問やマインドコントロールなどで、相手を余裕で操ることができます。
しかも、武器で脅迫するとかではなく、話術や交渉でその場を支配することが可能です。
この上なく動機が不純なのですが、ハンニバルのような技術を悪用せずに使うことができれば、社会人として一生モノのスキルにできるだろうな〜と思いながら見ていました。笑
相手の趣味嗜好や性格を瞬時に読み取る力(プロファイリング)を勉強したくなる作品です。
最後に
今回は、アカデミー賞作品『羊たちの沈黙』を紹介しました!!
オススメされなかったら眼中にも入っていなかったのですが、本当にこのタイミングで知ることができてよかったと思いました。
正直、大衆向けに紹介できる作品ではないです。
でも、人の人生を良くも悪くも変えうる可能性を秘めた名作であることは間違いないので、今回の記事で少しでも面白そうだなって感じたら見てみてください!
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