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あなたは、恋愛系の物語はよく読みますか?
思ってもいなかった所で偶然出会い、運命を感じて仲を深めて結ばれる。
というのが大体の恋愛話だと思います。
しかし、それに憧れるのは”終わりよければ”の話ですよね。
今回、紹介したい作品は、誰もが一度は聞いたことがあるであろう、明治の文豪・森鴎外による『舞姫』です。
主人公である「豊太郎」、恋に落ちる踊り子「エリス」
上の名前に聞き覚えがあったりしないですか?
語彙力が破壊される読書体験の内訳を紹介していきます
あらすじ
官命(国の命令)によって、ドイツのベルリンに駐在するようになった太田豊太郎。
ある日、ヴィクトリア座(エンターテイメント集団)の女優であるエリスに出会う
豊太郎は、彼女の父親の葬儀代を工面したのを境に彼女と心を通わせていくのだが、、、
というのがあらすじになります。
おすすめポイント4選
超エリート文豪・森鴎外の代表作
森鴎外という名前は、国語もしくは歴史の教科書で聞いたことがありますよね。
恐らく大半の方は、明治の文豪としてのイメージが強いと思います。
実は、森鴎外は東大医学部出身の半端ないエリートで、文豪として歴史に残る傑作を生み出しているだけでなく、軍医(軍の医者)では最高ランクの軍医総監として活躍していました。
そんな世紀の天才である森鴎外が生み出した数々の作品の中でも、ずば抜けて有名なのが『舞姫』です。
既視感の正体は、、、、?
この『舞姫』の主軸として進む「豊太郎」と「エリス」の名前に聞き覚えはありませんか?
それもそのはず、『舞姫』は高校の国語の教科書に載っています。
新学期に貰う国語の教科書、とりあえず最初に一通り読むのって読書好きあるある…ですよね?ね?
— つきこ (@tsukiko_hon) March 19, 2022
高校生の時に教科書に掲載されていた舞姫を読んで、ハァァん?と、ずっとモヤモヤしていた17歳の私。
話的には古文で描かれているため、現代語と比べると読みにくさはあるのですが、純愛の物語で高校生でも理解できたら共感できるストーリーなので、自分が読める言葉が増えるにつれてより面白くなっていくのが『舞姫』です。
純文学と聞くと、どうしてもハードルが上がってしまうのですが、国語の教科書に載っていた作品だとモチベーションになりますよね!
禁忌の恋愛物語
少し違うのですが、この『舞姫』をざっくり説明すると、『ロミオとジュリエット』みたいなのを想像するとわかりやすいと思います。
官命でドイツに来た「豊太郎」と女優「エリス」の恋愛は全く歓迎されているものではありません。
次々と制約が課せられるのにも関わらず、お互いが気持ちを止めることができずどう一緒に生きていくのかが『舞姫』では描かれています。
心臓がぶち抜かれるラスト
『舞姫』を教科書で読んでいた方は、どういう結末か覚えていますか?
僕は高校生の時に読んでいたのにも関わらず、ラストの展開で心臓をぶち抜かれました。笑
まだ、未読の方はぜひガチガチに感情移入しながら読んでみてください😁
最後に
今回は、森鴎外の代表作『舞姫』を紹介しました!
明治の超エリート文豪である森鴎外の自伝とも言われている作品。
純文学の入り口に最高な作風であることは間違いないので、ぜひ読んでみてください!
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