【THE・初見殺し】カリスマ鑑定士の物語『鑑定士と顔のない依頼人』映画が予測不能すぎて麻痺した|あらすじとおすすめポイント4選

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話には聞いてたものの・・・どう受け取るのが正解?

約10年前という比較的新しい映画なのにも関わらず、色々なサイトでおすすめ映画として紹介されることが多い『鑑定士と顔のない依頼人』

正直、鑑定士という職業にもあまり興味ありませんでしたし、タイトル的に匿名の依頼人から査定の頼みを受けて、事件に巻き込まれていく感じかな〜と思っていました。

で、なんとなく流し見してみよう的なノリで見始めたのですが、まさかでしたね。

あらすじ

一流の美術競売人バージルはある日、一件の依頼を受け、とある邸宅へ向かう。その建物と中にある古美術品すべての鑑定を任されるが、依頼主の若き女性クレアは隠し部屋の向こうに閉じこもったきりで、彼の前に姿を現そうとはしなかった。人間嫌いなはずのバージルは、ミステリアスなクレアに次第に心を奪われていく。

https://moviewalker.jp/mv54085/

以上が簡単なあらすじです。

カリスマ的ディーラー・ヴァージルが電話越しでしか話せないクレアという女性から査定の依頼を受けるのだが・・・という物語になっています。

『鑑定士と顔のない依頼人』おすすめポイント① 仕事に没頭する鑑定士の物語

上でも少し説明したのですが、この『鑑定士と顔のない依頼人』は、絵画などを含めた美術品の競売の司会などを務めるカリスマ的ディーラー・ヴァージルが起点となって話が進みます。

競売人でありながら世界中にファンを抱えていて、紳士の嗜みが板についた想像通りの英国紳士的なキャラクターです。

脇目も振らずに仕事に一点集中してきたので、若干性格に癖がある所も出てくるのですが、そこも含めてユニークな人柄も持ち主なので中弛みがなく見進められます。

『鑑定士と顔のない依頼人』おすすめポイント② 絵画に面白さを感じられるようになる

『鑑定士と顔のない依頼人』は基本的に絵画が多いです。

「アート」って結構難しいイメージがありますよね、、、

バンクシーぐらいコンセプトがはっきりしてたらまだ理解できるものの、世界的に有名な絵画でもどういう意図で描いたのか、何が評価されているのかっていまいち理解できないことの方が多いかと思います。

個人的に『鑑定士と顔のない依頼人』を見て衝撃的だったのが、歴史的な名作を模倣したいわゆる「ニセモノ」を作り続ける有名作家がいたという事実です。

この事実だけでも絵画ってすごい奥深いなぁと感じました。

また、ニセモノを作る作家にもプライドがあって、「偽物作家は、どうしてもその中に自分のサインを残したくなる」という性質を持っているといいます。

これから見る方は、このフレーズを覚えておいてください。

『鑑定士と顔のない依頼人』おすすめポイント③ 少々異質なラブストーリー

ヴァージルは顔の見えない依頼人・クレアに査定を依頼されるところから、この『鑑定士と顔のない依頼人』が始まります。

どこまでいっても姿を見せず、言い訳をつけて意地でも素性を明かさないクレアに、段々ヴァージルは苛立ちを募らせるのですが、それと同時にミステリアスな魅力を感じることも多くなり、次第にどうしても一目みたいと思うようになってしまいます。

結果的に、査定を進めるにつれて親密になっていき、お互いに惹かれていきます。

『鑑定士と顔のない依頼人』おすすめポイント④…と思いきや?

そこで終わらないのが『鑑定士と顔のない依頼人』が語られる理由です。

どんな人生歩んだらそんな結末考えつくん・・・とフリーズする程のラストをぜひ味わってください。

終わった瞬間考察見てしまうんじゃないかと思います。

最後に

今回は、『鑑定士と顔のない依頼人』をご紹介しました!

見終わった後の空虚感で言えば今年トップですね。

恐らく、初見ではどういう意味なのかあまり分からないと思うので、考察を見ながらもしくは2回目に突入してもいいかもしれません!

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