【和菓子×ミステリー!?】個性豊かな和菓子店の物語『和菓子のアン』の小説を読んで日本語ってすげ〜!ってなりました|あらすじとおすすめポイント4選

Uncategorized

※この記事はアフィリエイトを目的として作成しています。

そこ結びつく!!!?

和菓子って普段食べますか?

正月にお餅食べたり、学校の卒業の時には紅白饅頭を貰ったりなどいわゆる「お祝い事」の時に和菓子に触れるかなと思うのですがあなたはどうでしょうか。

基本お祝い事って、ケーキとか洋菓子を買うイメージがありますよね。

僕もそっち側の人間なのですが、この本を読んで「和菓子ってすげー!!」と感じると同時に、和菓子に興味がなかった自分をかなり後悔しました。

シリーズ化する程の人気作品であることを全く知らずに読み始めた『和菓子のアン』。

読んだ後に誰かに話したくなる物語の内訳をご紹介します。

あらすじ

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(うめもときょうこ)(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの18歳。

プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。

謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは? 読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー!

https://bookwalker.jp/de684aa9c5-df2c-4e1e-8dd2-3272b22b54ca/

以上がめっちゃ簡単なあらすじです。

それではおすすめポイントを紹介します!

『和菓子のアン』おすすめポイント①:癖がありすぎる和菓子店

なんとなく、和菓子屋さんってお堅いイメージがありませんか?

何100年と続く老舗であったり、百貨店に入っているお店など敷居の高さを感じる場面が多いのかなと思います。

やはりそこで働いている人も職人気質なのかな〜と感じてしまうのですが、『和菓子のアン』に関しては別です。

職人気質であることは否定しませんが、温和な性格の裏に熱狂的なデイトレーダーの一面を持っている店長や、温和な元ヤンの女子大学生など和菓子に全く結びつかないようなキャラクターがたくさん登場します。

本当に癖がありすぎて飽きません。笑

『和菓子のアン』おすすめポイント②:和菓子×ミステリー要素の絶妙な塩梅

和菓子とミステリーってどう考えても結びつきませんよね。

僕自身、『和菓子のアン』の裏表紙を見て、「和菓子×ミステリーってどういうこと!?」と思いました。

でも、いざ読んでみたら腑に落ちました。

『和菓子のアン』の醍醐味は、日々お店を訪れるお客さんがどういう意図でそのお菓子を買ったのか、どういう背景からお店を訪れたのかを紐解いていく物語です。

和菓子には、それぞれ意味があってどういう時に食べるお菓子なのかが明確になっていることはご存じですか?

例えば、2種類の違う意味を持ったお菓子があって、それを9個と1個の配分でお客さんが買ったとしたらそこには絶対にそうした意味があります。

それを読み取るのが、この作品の特徴です。

『和菓子のアン』おすすめポイント③:日本語の綺麗さを痛感する

『和菓子のアン』を読んで日本語の綺麗さを思い知ったと同時に、それまで知らなかった自分がすごく恥ずかしくなりました。笑

言葉は、その国が大事にしているものが反映されます。

英語では自分を表す言葉は「I」で済まされるものの、日本語では「私」、「僕」、「俺」など場面によって使い分けられますよね。

これと同じように、「おはぎ」も「ぼた餅」という呼び方以外に7つの名前があります。

こういうのを知ると、もう少し日本語に限らず言葉を勉強したいな〜と思わされますね。

『和菓子のアン』おすすめポイント④:小説初心者から玄人までおすすめ

『和菓子のアン』は、ページ数が約300ページとちょうどいい文量で、なおかつ話がめちゃくちゃ面白く勉強になるので、初めて小説を読む方から年間100冊ぐらい読むような方まで楽しめる作品です。

シリーズ化もされているので、読み終わった後に次読む本探すのがめんどくさい方にもおすすめです。😁

最後に

今回は、今までになかった「和菓子×ミステリー」の日常系物語『和菓子のアン』をご紹介しました1

読む前は全く想像できなかった内容なのですが、読後に絶対シリーズ制覇する!!と決意しました。

日本人たるもの、やっぱりエッセンスが凝縮されたものには触れてみたいですよね。

見える世界が変わるような作品でもあるので、ぜひ手に取ってみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました