【そこで終わる!?】高知県を盛り上げるために大奮闘する『県庁おもてなし課』の小説が気づいたら終わってた・・・|あらすじとおすすめポイント4選!

おすすめ小説

こんな仕事してみて〜!!

あなたはどこに住んでいますか?

東京や大阪などの観光地であれば悩むことはないのですが、自分が住んでいる地域のアピールポイントを挙げてみてください。

もし思いつかなくても、この作品を読むとそこに「価値」を見いだせます。

実際に高知県庁にある「おもてなし課」を舞台にした、有川浩(ひろ)さんによる小説『県庁おもてなし課』。

手に汗握る”お仕事小説”をご紹介します。

『県庁おもてなし課』のあらすじ

とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。

若手職員・掛水は、地方振興企画の手始めに、人気作家に観光特使を依頼するが、しかし……!? 

お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった!?

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以上があらすじです。

では、おすすめポイントをご紹介します!

『県庁おもてなし課』おすすめポイント①:実際にある「おもてなし課」がモデル

『県庁おもてなし課』は、実際に高知県にあった「おもてなし課」がモデルとなっています。

この作品の中で、主人公が高知県出身の著名人・有名俳優などに観光特使を依頼するような場面があるのですが、その流れは有川ひろさんが本当に遭遇した出来事です。

一般的な仕事の感覚と公務員の仕事の感覚のギャップに衝撃を受けて、「これを小説にしたら面白いんじゃないか」と思い立ったのがきっかけだそうです。

『県庁おもてなし課』おすすめポイント②:公務員の方なら共感できるかも

僕は『県庁おもてなし課』を読むまで全く知らなかったのですが、市役所や県庁の働き方は民間の仕事のスタイルとはちょっと違うみたいです。

作品の中では「県庁ルール」と呼ばれて若干嫌味な意味で取られているのですが….

実際に市役所で働かれている方なら「わかるーーー!!」ってなるかもしれません。笑

『県庁おもてなし課』おすすめポイント③:「当たり前」って意外と怖い

最初すごく魅力に感じていたものでも、手に入れてしまったりそれがある環境が普通になると「当たり前」に変化していきます。

これが実は怖くて、自分が持っているものに段々魅力を感じなくなると他のものが欲しくなりますよね。

『県庁おもてなし課』を読んでハっとさせられる要素の一つは”あるものに目を向ける”です。

自分がすでに持っているものは、人から見ると命賭けても欲しいものかもしれないですよ?

『県庁おもてなし課』おすすめポイント④:個人的にはもうちょい欲しかった

これはいい意味です。笑

『県庁おもてなし課』は342ページと結構長めの作品なのですが、引くほどあっという間に終わってしまいます。

しかもめちゃくちゃ良いところで終わります。

なので、終わりかよ〜〜〜!!ってなりたくない方にはおすすめしないです。

でも読んで欲しいです。

最後に

今回は、有川ひろさんの小説『県庁おもてなし課』をご紹介しました!

社会人の方であれば、仕事をする過程で間違いなく経験したことがあるもどかしさとか、所々のスカッと感などを言葉を通じて追体験できるのですごく楽しい作品だと思います。

あと、この上なく高知県に行きたくなるので、夏休みは高知に行こうと思いました。

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