【ん〜…】言葉と向き合う”校閲”に奮闘する『校閲ガール』小説が想像の斜め上だった・・・|あらすじとおすすめポイント4選

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「やりたいこと」と「できること」って意外と違う。。。

早速ですが、”校閲”って聞いたことありますか?

なんとなく言葉だけは知っている方もいれば、聞いたことすらない方もいますよね。

雑誌・小説・webメディアなど、文章がメインのコンテンツに関して、ライターが作成した文章を正しく整えるのが”校閲”という仕事になります。

これだけ聞くとかなり地味な感じがしませんか?

実際、校閲は縁の下の力持ちのようなポジションで、作家の方に会える訳でもなければ、実績として自分の名前が載ることもないらしいです。

やっぱり働くとしたらキラキラしてる業界に惹かれてしまうのですが、今回ご紹介する小説『校閲ガール』を読むと、自分の仕事も案外悪くないかもと思えるかもしれません!

あらすじ

憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、根性と気合と雑誌への愛で、 激戦の出版社の入社試験を突破し 総合出版社・景凡社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)。


しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。

入社して2年目、苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々。 「こんなところ早く抜け出してやる」とばかりに口が悪い演技をしているが、 段々自分の本性がナマイキな女子であるような錯覚に陥ってくる毎日だ。


そして悦子が担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルが巻き起こり……!?

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『校閲ガール』おすすめポイント①:石原さとみ主演でドラマ化されている

『校閲ガール』は、2016年に石原さとみさんが主演でドラマ化されているのをご存じですか?

ファッション雑誌の編集部を志して出版社に入ったものの、「河野悦子(こうのえつこ)」という名前から”校閲部”に配属された主人公が主軸で物語が進みます。

高校の頃から憧れている雑誌を編集するために、地道な”校閲”という仕事を苦しみながら頑張るのが『校閲ガール』です。

『校閲ガール』おすすめポイント②:日常的に知ることがない世界を知れる

『校閲ガール』の1つの魅力は、”校閲”に留まらない知識の連続です。

もちろん校閲という仕事について知れるのも魅力なのですが、それ以外にも主人公は色々なジャンルの作品を校閲することになります。

例えば、「世界の5大ジュエリー」って何か知っていますか?

    「アルファロメオ」という高級外車の成り立ちを知っていますか?

必要な知識ではないものの、知っていたら面白い事を知れるのが『校閲ガール』の醍醐味です。

『校閲ガール』おすすめポイント③:小説よりはマンガ読んでるような感じ

全体的に話口調で物語が進むので、あまり小説を読んでいる感じがしないのが『校閲ガール』の魅力です。

最近は、どんでん返し系でよく話を読んでいないと伏線に気づけない作品や、元々の話が重めで(余命系など)手に取るのが結構抵抗ある感じの作品が多いように感じます。

その反面、『校閲ガール』は破天荒な展開がありつつも、「こういうことよくあるよな〜」みたいな感じで笑って読めるのでハードルが低いのがおすすめです。

『校閲ガール』おすすめポイント④:よくも悪くも内容がそこまでないのであっさり読める

『校閲ガール』は、142ページほどで一般的な小説よりも短く、その上そこまで内容が無いので小説初心者の方でも手に取りやすいのが特徴です。

1つの作品として面白いのですが、読み終えた後の満足感であったり、この本めっちゃ人に勧めたい!という気持ちはもしかしたら持てないかもしれません。

ただ、刺さる人には刺さります✌️

最後に

今回は、知る人ぞ知る”縁の下の力持ち”を描いた作品『校閲ガール』をご紹介しました!

文章を書いている側として一度は読んでみたい物語だったので、これから雑誌・小説を読むときにバックグラウンドで頑張る人を想像しながら楽しみたいと思います。

ぜひ一度読んでみてください!

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