【言葉の教科書】スピーチライターとは?『本日は、お日柄もよく』小説を今後の人生に活かしたい|あらすじとおすすめポイント4選

おすすめ小説

※この記事はアフィリエイトを目的に作成されています。

「言葉」の面白さが分かる作品。

人前で話すのは得意ですか?

日本人の性格上、そこまで目立ちたくない人が多いように感じるので「めっちゃ得意」って言える人って少ない気がします。

また、話す機会に恵まれたとしても、暗記したはずの原稿が緊張で真っ白になってしまったりもしますよね。

今回は、人前で話すのが苦手な方、もしくは人前で話すことが多くより惹きつけられる話し方を勉強したいと思っている方に向けての作品です。

結婚式などで日々行われる「スピーチ」。

そんな世界で言葉を巧みに操り暗躍するスピーチライターについての傑作『本日は、お日柄もよく』をご紹介します!

あらすじ

45万部突破!!(徳間書店調べ)
お気楽なOL、二ノ宮こと葉は、密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の結婚披露宴で、すばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。

伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入り、「言葉」の修行を始める。

人と人とを結び合う言葉の限りない可能性をハートフルに描いた青春小説。

https://books.rakuten.co.jp/rb/12285428/

『本日は、お日柄もよく』おすすめポイント①:想像していた斜め上の展開

僕は、ジャケットのデザインとあらすじだけ見て買ったのですが、思いっきり「結婚式」のスピーチの物語だと思っていました。笑

でも、メインとなるスピーチはまた別の角度のものになります。

少し難しい世界について描かれるので、小説やその世界に馴染みのない方であればハードルが高めかもしれません。

『本日は、お日柄もよく』おすすめポイント②:「スピーチ」の奥深さ

小学校、中学校の頃に、キング牧師の伝説のスピーチ「I have a dream」を暗記させられませんでしたか?

あの頃はただただ覚えろといわれるだけでそこまで重要視していなかったのですが、あのスピーチの中に究極の要素が全て詰まっていることが『本日は、お日柄もよく』を読むとわかります。

背景・年齢・考え方などが全然違う何十人もの人を目の前にして、雰囲気を飲み込むスピーチをするにはどうすればいいか

正直20代であれば、この作品は必読書だと思います。

『本日は、お日柄もよく』おすすめポイント③:常にハラハラする!

これも想定外だったのですが『本日は、お日柄のよく』は割とバトル要素が多めです。笑

あまり言うとネタバレになってしまうのですが、

  • スピーチライティング
  • コピーライティング
  • エモーショナルライティング

など、様々な要素が複雑に絡み合ってきます。

周りの状況を分析して、どう言葉を編み出したらより響かせられるのかの心理戦が醍醐味です。

『本日は、お日柄もよく』おすすめポイント④:もっと言葉を勉強したくなる

この前ご紹介した『和菓子のアン』といい、日本語の使い方をもっと勉強したくなります。

日常生活で出会う人の中でも、後々思い返してもっと話を聞きたくなる人って「言葉の使い方が上手い人」だったりしますよね。

10代の頃はそこまで意識することがなくても、20代・30代になると言葉は「教養」になります。

仕事に関わらず、プライベートでも場面にあった言葉を引き出しから出せる人はかっこいいですよね〜。

最後に

今回は、『本日は、お日柄もよく』をご紹介しました!

僕は、ある意味ビジネス書だと思っています。

言葉を生業とする人たちが、どういう思考回路をしているのかを知れる数少ない名作なので、ぜひ一度読んでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました